こんにちは！アルファーマ薬局薬剤師の大西です！

2月18日(日)に愛媛県薬剤師会学術大会にてポスター発表を行いました。

今回の演題は、「ド－ピング禁止薬を服用したアスリートへの対応と競技を継続するために情報提供した1例」です。

　アスリートが大会前にドーピング禁止薬を服用してしまった時、本人は不安になりますよね。その場合でも、適切な対応をすることでその不安を取り除くことができます。

まず、アスリートカテゴリーや出場する大会を知ることで、そのアスリートがドーピング検査の対象か調べることができます。その上で、代替薬やそのあとの対応をスポーツファーマシストの視点からサポートさせていただきました。今回はアスリートだけでなく、サポートスタッフや指導者を巻き込み情報提供を行い、個人だけでなく、チーム全体にアンチ・ドーピングの意識を高めることができました。日常業務の中でドーピングの相談を受けた時、薬局薬剤師が焦ってしまうと相談者は不安に感じてしまいます。今回の取り組みはドーピング相談に慣れていない薬剤師の方向けにチャックシートを提案し、簡単に取り組める内容も盛り込んでいます。ディスカッションの中で、「発表内容を把握することで安心して相談者に情報提供できる」やチェックシートを使用することで誰でもできるので薬局内で共有したいなどのお言葉をいただきました。ドーピングは薬だけでなく、プロテインやサプリメントなど多岐に渡ります。

是非スポーツファーマシストに相談してみてください。