こんにちは！スポーツファーマシストの大西です。

今回は、私の母校である松山大学バスケットボール部の皆さまに栄養×薬学オンラインサポートセミナーを行いました！

今年度はこれで５回目になります。実は２年前から取り組んでおり、来年度で３年目になります。

アンチ・ドーピングも重要な分野ですが、内容が難しく優先順位も低くなりがちです。

優先順位を下げた結果、「うっかりドーピング」になってしまってはいけないので、

選手の身近である、トレーニングや栄養などと掛け合わせて行っています。

　今回はオフシーズンの栄養管理についてです。オフシーズンは運動量がシーズン中より減ってしまうので、体重コントロールが難しく栄養も偏ってしまいます。

そこで、栄養士の源馬先生をお招きし、日常生活で簡単に取り組める食事メニューの紹介や栄養バランスについてお話いただきました。

なかでも摂取エネルギーは、１日あたりではなく、１週間単位で考えることが重要ということを学びました。例えば、月曜は外食で高カロリーな食事をした場合、火曜はあっさりとした食事にすることです。そうすることで、食事の可視化ができるのでより栄養や摂取カロリーについて考えることができると感じました。

　実は、栄養は睡眠にも影響することがあります。朝食をしっかり摂ることで体内時計を正常に保つだけでなく、午前中の活動量も上がってきます。

最近睡眠サポートのサプリなども出てきていますが、サプリで重要なのが、第三者認証についてです。この第三者認証を取得しているサプリを服用することでドーピングのリスクから限りなく防ぐことができます。

ただ、睡眠はサプリに頼るのではなく、きちんとした生活リズムや食事バランスを考えることが大切です。

　来年度も引き続き多職種連携で松山大学バスケットボール部をサポートしていきたいと思います！